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修繕積立金があまりにも安いマンションについて

マンションを選ぶ際に、管理費と修繕積立金がいくらかかるか?

住宅ローンを組んだ場合、月々の支払いに加算されますのでお客様にとっては重要な要素になってくるかと思います。

ですが、修繕積立金があまりにも安いマンションは注意が必要です。

国土交通省のガイドラインではマンションの長期修繕計画を30年スパンで立てるよう推奨してます。

通常、12年目、24年目のサイクルで大規模修繕を行いますがその時にストック金が不足しているケースが私どもが関わったマンションの管理組合でもよく見られます。

修繕積立金が不足している場合、満足のいく建物修繕ができなかったり修繕計画そのものを見直したりしてマンション自体の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。

築年数が古くても管理のしっかりしている、修繕も行き届いているマンションはその地域のヴィンテージマンションとして認知されているケースもあるくらいです。いわゆる「経年優化」です。

検討しているマンションにどれくらい修繕積立金が積み立てられているか、重要事項調査書などでよく確認することも必要です。物件選びの参考にしてみてください。

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