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今後の中古マンション市場動向の見通し

首都圏の不動産価格、特にマンションに限っていえばここ数年価格上昇が続いております。

今後、まだまだ価格は高いまま維持し続けるのか?もうそろそろ下がるのではないか?多くのお客様の関心ごとではないかと思います。東京オリンピックが終われば価格が下落に転じるのではないかと考えてる方もかなり多くいらっしゃいましたが、そうはいきませんでした。

現在の不動産購入層にとって最大のメリットはかつてないほどの住宅ローンの低金利と住宅ローン控除(条件によりますが最大で13年)に起因しているものと考えます。

一方価格が下がらない要因として、建設業界全体の人件費高騰、建材費などの高騰が挙げられます。また、新築マンションデベロッパーが用地取得をかなり限定しているため供給数が年々少なくなっていることから、新築マンションの価格帯も高水準で推移しておりその影響が中古マンション市場に波及しているものと考えます。

また、株価が安定して推移しておりその余剰金が不動産市場に流れたり、海外投資家が日本の不動産市場はまだまだ割安と考え安定した投資先として運用していることも要因として挙げられます。

弊社の見解としては後2~3年は現在の価格水準を維持するのではないかという見通しです。

価格、相場など過去との比較に焦点を当てると現在はまったくもって買い時ではないといえますが、低金利、税制、ご自身のライフステージなども考慮し慎重に判断していくべきかと考えます。

 

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