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タワーマンションの購入時の注意点

先日、池袋の某タワーマンションにお客様をご案内した際に色々とご質問いただきましたので共有できればと思います。

まず第一に、確認いただきたいのは地盤の良し悪しと構造(耐震、免震、制震)です。

一般的な耐震構造のタワーマンションも多いですが、地震の際は上層階はかなり揺れます。免震、制震であればよりいいかと思います。

また、非常用電源装置があるかなども確認が必要です(ある場合は72時間稼働可のケースが多いです)

エレベーターが停電で停止した場合など、ある程度安心できます。

また、ごみ置き場が各階で出せるか、電源等設備はどの位置、何階にあるか(災害時浸水等を踏まえて)も重要かと思います。

その他、注意点としては管理費、修繕積立金などのランニングコストです。一般的にタワーマンションでは将来的な積立金が段階的(概ね5年ごと)に上昇する計画が立てられるケースが多く注意が必要です。積立金が上がったときに月々の支払いについていけなくなる可能性もあります。上昇する理由としては大規模修繕時の工事の仮設コストがか莫大にかかってしまうからです。購入検討段階の際に長期修繕計画書の開示を求め検証されることををお勧めいたします。

また、タワーマンションで低層階の資産性を聞かれることも多いのですが、もしタワーマンション密集エリアであれば避けたほうがよろしいかと思います。理由としては、エリア内の競合が多く売却時の流通性が極端に不利になるためです。

タワーマンションの資産性は主に立地と眺望に左右される傾向にあります。

ですので、よほどの理由がなければ駅近でない立地は避け、より上層階を選ばれたほうが賢明です。

将来の売りやすさを考えるのであれば住戸の向きよりも眺望に重点を置かれるほうが間違いないかと思います。

 

 

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